◆ TACHIKAWA HOUSE

立川の丘陵の広大な敷地にあるご両親の住む 母屋の一部に建てた新婚のご夫婦のための住宅です。 外壁材には若い夫婦の年齢を考え白のガルスパンを使用し、半年以上費やした 長い打合せの結果、内部の仕上げとシルエットはやや重厚なデザインになりました。 施主夫婦がこだわったOAスペースとシューズクロークは見どころです。 通風と採光を重視し、設計者と施工者も快適性にこだわった住宅です。

建築地:東京都立川市(2012.4竣工) 構造:木造在来工法  建築面積:89.80u 延床面積:147.30u 
                             
南東側外観 : シルエットと色彩は母屋のデザインを踏襲しました。
洋館風の外観と外壁材の白いガルスパンはややアンバランスですが、ガルスパンの性能を考慮し採用しました。

母屋の裏庭から見た外観。 入り込んだ屋根の納まりには施工者も苦労したようです。

樹木と母屋で写真ではうまく撮れない位置からの模型写真。

玄関土間から玄関ホールを通して階段室を見る。 向かって左はダイニング、右はシューズクローク。

玄関ホールから階段室とシューズクロークを見る。
シューズクロークには土間側とホール側の二ヶ所に格子引き戸があります。

玄関扉は、若奥様のスケッチを設計者と施工者が苦労を重ね実現させました。

ダイニングテーブルは、システムキッチンと同じ仕上げのキッチンハウス製。

和室のコーナー柱はケヤキ貼りの大黒柱。
構造上必要な断面積を倍増させ、家の中心に位置づけしました。

畳は縁なし畳、天井はシナ合板の目透し貼り。
畳、天井ともに正方形で市松模様にしました。

リビングを通してL型のFIX窓越しに母屋の裏庭を見る。

天井は折上天井になっています。
部屋の北側に洗面台を設置、部屋の雰囲気をこわさないようにちょっとおしゃれな演出をしました。




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